学園王子と女の子
授業が始まって少したった頃一人の窓側の席の女の子が
「あっ!あれ真くんじゃない!」
そういったとたんに周りの女子が窓側に集まった。
「ほんとだー」
「何してるんだろ!」
「わたしも、いきたい!」
授業中にも関わらずみんな外にくぎづけ。
「ほら、お前ら席につけ~」
先生の一言で少しずつみんな戻り始める。
ある一人の男子が声をあげた。
「なんでー、あいつは授業中に外出ていんですか~?」
まぁ、確かに正論だなー、と私はおもった。彼の言葉が引き金で次々と男子がいい始めた。
「お前ら静かにしろ!」
先生が声を荒げた。
「じゃあ教えてください。じゃなきゃ今注意してください」
そういわれると少し困って
「授業を続ける」
といってそのままつづけた。
みんなは口々に結局金持ちには言えねぇーのかとか愚痴をこぼしてる。
大人とは本当に汚い。
確かに先生が困るのもわかる。この学校の経営はあの三人の誰かの会社によるもの
もしなにかあの人らにしたらここにいれないから。
「大人って嫌い」
隣の美咲がいった。
それに私は激しく同意した。
お昼に私と美咲は、裏庭のところでお昼を食べることにした。
「ねぇ、美咲」
「うん?」
「今日のあれ、おかしいと思わない?」
「あぁ、あれね、教師の癖に情けない。」
「ほんとにそう!でも美咲いっつも追っかけてるじゃん」
「それとこれとは別、私だって本気で追っかけてる訳じゃないし」
美咲はなんでもわかってくれる良き理解者だと改めておもった。
「なんか、たまってんだったら吐き出せば
どーせ誰もいないんだし」
そういわれて、確かに最近色々あってけっこうイライラしてた。この際だし
私は立ち上がって口に手を当てた
「自分の事何様だと思ってんだよーーーー!
ちょっと顔がいいからって調子のってんじゃねえーよ!」
「だいたいなんも言えない教師もどうなんだ、、、
続きを言おうとしたとき
「うるさい」
そう誰かに言われた。その声は、美咲じゃなくて聞いたことのない声
「校内は静かにしましょうって習わなかった?」
突然のことで頭が真っ白になった。
「えっ、あっ、いや、」
「もういいよ、続けてください」
そういって彼はいなくなった。
そのあとすぐに
「ねぇ! 今、真くんとしゃべったよね!」
「えっ、あっ、うん」
「すごいじゃん!私声初めて聞いた!」
まだ混乱状態の頭。
でもそれよりヤバいことにきずいた。
「ねぇ!聞かれてたかな、いまのもし聞いてたら私明日から学校これないかも」
「大丈夫じゃない?
ヘッドフォンつけてたっぽいし」
「そうかな?」
そういうと美咲は大丈夫だよ、っていってくれた。
それから私の心はずーとブルーだった。
頭の中はあの人の事で一杯。
自分が何かされるんじゃないかという不安となんか引っ掛かる気持ち
彼を初めて見たときから思ってた
どこか寂しそうで壊れてしまいそうな感じはじめは気のせいだと思っていた。
でも、今日近くで見てなおさらおもった。
なにかが引っ掛かるのはわたしだけなのかな、
ずっとこの感情が頭に残っていた。
「あっ!あれ真くんじゃない!」
そういったとたんに周りの女子が窓側に集まった。
「ほんとだー」
「何してるんだろ!」
「わたしも、いきたい!」
授業中にも関わらずみんな外にくぎづけ。
「ほら、お前ら席につけ~」
先生の一言で少しずつみんな戻り始める。
ある一人の男子が声をあげた。
「なんでー、あいつは授業中に外出ていんですか~?」
まぁ、確かに正論だなー、と私はおもった。彼の言葉が引き金で次々と男子がいい始めた。
「お前ら静かにしろ!」
先生が声を荒げた。
「じゃあ教えてください。じゃなきゃ今注意してください」
そういわれると少し困って
「授業を続ける」
といってそのままつづけた。
みんなは口々に結局金持ちには言えねぇーのかとか愚痴をこぼしてる。
大人とは本当に汚い。
確かに先生が困るのもわかる。この学校の経営はあの三人の誰かの会社によるもの
もしなにかあの人らにしたらここにいれないから。
「大人って嫌い」
隣の美咲がいった。
それに私は激しく同意した。
お昼に私と美咲は、裏庭のところでお昼を食べることにした。
「ねぇ、美咲」
「うん?」
「今日のあれ、おかしいと思わない?」
「あぁ、あれね、教師の癖に情けない。」
「ほんとにそう!でも美咲いっつも追っかけてるじゃん」
「それとこれとは別、私だって本気で追っかけてる訳じゃないし」
美咲はなんでもわかってくれる良き理解者だと改めておもった。
「なんか、たまってんだったら吐き出せば
どーせ誰もいないんだし」
そういわれて、確かに最近色々あってけっこうイライラしてた。この際だし
私は立ち上がって口に手を当てた
「自分の事何様だと思ってんだよーーーー!
ちょっと顔がいいからって調子のってんじゃねえーよ!」
「だいたいなんも言えない教師もどうなんだ、、、
続きを言おうとしたとき
「うるさい」
そう誰かに言われた。その声は、美咲じゃなくて聞いたことのない声
「校内は静かにしましょうって習わなかった?」
突然のことで頭が真っ白になった。
「えっ、あっ、いや、」
「もういいよ、続けてください」
そういって彼はいなくなった。
そのあとすぐに
「ねぇ! 今、真くんとしゃべったよね!」
「えっ、あっ、うん」
「すごいじゃん!私声初めて聞いた!」
まだ混乱状態の頭。
でもそれよりヤバいことにきずいた。
「ねぇ!聞かれてたかな、いまのもし聞いてたら私明日から学校これないかも」
「大丈夫じゃない?
ヘッドフォンつけてたっぽいし」
「そうかな?」
そういうと美咲は大丈夫だよ、っていってくれた。
それから私の心はずーとブルーだった。
頭の中はあの人の事で一杯。
自分が何かされるんじゃないかという不安となんか引っ掛かる気持ち
彼を初めて見たときから思ってた
どこか寂しそうで壊れてしまいそうな感じはじめは気のせいだと思っていた。
でも、今日近くで見てなおさらおもった。
なにかが引っ掛かるのはわたしだけなのかな、
ずっとこの感情が頭に残っていた。