虹のふもと
学校について、授業を受ける。

いつもと変わらない今日が少しづつ、過ぎていく。




帰りのホームルームが終わって、部活に向かう者、帰る者、教室で友達と話す者

各々がそのどれかに分かれる。



「最悪。雨降ってきてるじゃん。」

クラスメイトの誰かが言った。

窓の外を見ると朝は青かった空が灰色に染まっている。

傘は持ってきていなかったが、




僕はいつものように、帰路につく。
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