終わりのない恋


竹下side


家の近くにお気に入りのカフェがある。

心を落ち着かせたくて 今日は朝からずっとここにいる。


持ってきた仕事用のパソコンも全く開く気にはなれず。


頭の中からあの人が忘れられない。

考えれば手が震える。

会いた過ぎて、でもどうしようもなさ過ぎて、日本語なんかじゃ表さない。


知ってる日本語で例えるとしたら

多分これは虚無感ってやつなんだろうな。


「俺は女かよ。気持ちわりーな。」


たまらず独り言。


だってそうだ。

女に困ってきたことなんかなくて

人を好きになる感情が
欠落してるんだとさえ思っていた自分が


まさか本気になるなんて。


3年。

無かったことになるわけないだろ。

長すぎる。


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