桃野、悩みなんでも解決します!1
梁瀬くんは鏡を見るなり、自分の顔をじっくり見てお化けが出たかのように自分の顔をぺたぺたと触っていた。
「そう。梁瀬くん、君だよ」
私はニコニコして言うと大きな鏡の前で
梁瀬くんは力が抜けたように座りこんだ。
『…これが俺…………』
「うんっ!」
『…何が目的なんだ………』
「え?」
佐賀野も瑠衣くんもその言葉に唖然とした。
梁瀬くんはまるで
何かを思い出してるように見えた。
「…梁瀬くんっ?」
『俺を変えて何が目的か!金か!
金ならお前らなんかに渡す金はない…!』
梁瀬くんは声を荒らげてそう言った。
その梁瀬くんの目は強ばっていて
どこか怯えているような気がした。