桃野、悩みなんでも解決します!1
――だから…
「私たちは生きれなかった人たちの分まで
精一杯生きなきゃならないの…!!」
梁瀬くんは目を見開いた。
「私は梁瀬くんの盾になる。梁瀬くんの剣となる」
『なんで……そこ、まで…??』
「梁瀬くんと本当の友達になりたいから」
『っ……』
「私は梁瀬くんの盾として剣としてなるから梁瀬くんは堂々と前に歩いて行けば良いよ」
『…梁瀬くん、俺も盾になるよ』
『俺もなる。パーティーに行こう』
『……っ、わかった、』
そう言い、梁瀬くんは重々足を動かし、パーティーに参加をすることを決心した。