桃野、悩みなんでも解決します!1
もはや、想像でしかない出来事。
妄想が頭の中でシチュエーション、イメージトレーニング、イメトレが出来てるほどだ。
「『ちょっと、桃野さん良いかな?』
「は、はい…」
私は誰もいない、体育館裏に呼ばれる。
この、空気。この、感じ。この、女子軍団…。
嫌な予感しかしないんだけど…
…YDK…。
やばいよ、誰か、来てよ。
『あんたが泰河くんにお姫様抱っこされた
って噂を聞いたんだけど』
そ、それあくまでも噂じゃないっすか。
((桃野氏、なぜ泰河くん?))
『あれー?黙っちゃって
どうしちゃったのかなぁー??』
ぎゃぁぁあああああ!!!
こ、こえぇぇぇよ…!!
な、なんだよ…!やる気かよ!!