桃野、悩みなんでも解決します!1
『いえ、何でもありません。
それで、何の御用ですか?』
「紗羅ちゃん、昨日なんで泣いていたの?」
『え……』
「なんかあったから、泣いてたんでしょ?」
『…別に…』
「大抵の人は別にって言うと
別にってわけじゃないんだよ」
私がそうニコッと言うと彼女の固まった
整ったお人形のような顔から、
涙が溢れてきた。
「え?!だ、大丈夫?!」
周りから、かなり私が泣かせた雰囲気が
流れこんできたけど、私が泣かせたの?!
思わず、認めざるおえない状況の中、
彼女は口を開いた。
『私…っ』
「うん………」
鼻水を吸いながら一生懸命に言う彼女に、
私はそっと背中をさすった。
彼女は息を深く吸って私に言った。