桃野、悩みなんでも解決します!1
やっぱり、なんか期待されてて……
『桃野、入ってこい』
真海先生はそう言うが望架は出てこない。
シーン…と静まった空気が流れこんだ。
周りはざわざわと声がした。
『桃野―…』
真海先生はドアを開けるが周りはシーンと誰も居なかった。
『いない…』
真海先生は小さくため息をついたのだった。
その頃の私はというと―――…
「はあはあはあはあ…」
息を切らせながら走ってはいけない廊下を走っていた。
しっかし、どこを見ても同じような廊下。
しかも、すごく綺麗。ミルキー色のタイルに高級そうな床を踏んで走って良いのだろうか。とも思ってしまうほどだ。
左も右も、どこがどこだかわけ分からない
私は上の階段へと直進した。