桃野、悩みなんでも解決します!1

「生徒の問題を解決しないで、先生なんて誰も思うはずがないですよ!」



『…似てる』



「はへ?」




いきなりのその言葉に私はきょとんとした。




『桃野はあいつに似てるな。……まあ、そんなこと桃野さんに言っても仕方がないですね』




そう言い、真海先生は苦笑した。



真海先生もこんな複雑そうな笑い方するんだ…、




そもそも、笑うんだな、




あいつって、桃華ちゃんのことかな…?
まあ、今はそのことはいいや。




『……』



「私は解決してみせます!!
そのためには、先生の力が必要なんです!」



『それは、自己満足のためですか?…それなら、辞めておけ』



「っ…」



真海先生に鋭い目で言われ、私はビクッとして、
何も言い返せなかった。

< 68 / 413 >

この作品をシェア

pagetop