誓いのキスを何度でも
背の高い車は見える景色が違うようで、誠太郎は窓の外を見回しながら30分ほどのドライブを楽しんだ。
着いたのは高級焼肉店。ランチどきは混雑しているけど、個室が予約されていて
すぐに入る事ができた。
食べ放題でない焼肉なんて祖父母と一緒の近所の店でなければ入った事はないし、
誠太郎は高級な店内の様子と、キチンとした店員の笑顔や、
店にいるお客が学生とか仕事の途中の作業服の人がいないってって事になんとなく気付いたようで
少し緊張をした様子だったけれど、
個室に入って、シンさんが柔らかく微笑んだので、
だんだんとリラックスしてシンさんが焼いてくれる焼肉を大人しく待っている。
「僕はね、美味しいご飯が好きなんだ。
自分で料理もつくるよ。
果歩ちゃんも美味しいって言ってくれるから、
今度誠太郎君にも食べてもらいたいな」
と私とシンさんが既に仲が良いという事をサラリと言いながら、
「はい。どうぞ。」と誠太郎のと私のお皿に誠太郎のリクエストのカルビと、
私にはタンを乗せてくれる。
「うまーい!!」と誠太郎が声をあげ、たくさん食べて。とシンさんはにっこり微笑み、
こうやって食べても美味しい。とサンチュに甘い味噌をつけて少しだけ付けて巻き、
自分の口に入れ、誠太郎に食べ方を教えながら、
誠太郎のお皿に焼けた肉を次々に乗せていく。
着いたのは高級焼肉店。ランチどきは混雑しているけど、個室が予約されていて
すぐに入る事ができた。
食べ放題でない焼肉なんて祖父母と一緒の近所の店でなければ入った事はないし、
誠太郎は高級な店内の様子と、キチンとした店員の笑顔や、
店にいるお客が学生とか仕事の途中の作業服の人がいないってって事になんとなく気付いたようで
少し緊張をした様子だったけれど、
個室に入って、シンさんが柔らかく微笑んだので、
だんだんとリラックスしてシンさんが焼いてくれる焼肉を大人しく待っている。
「僕はね、美味しいご飯が好きなんだ。
自分で料理もつくるよ。
果歩ちゃんも美味しいって言ってくれるから、
今度誠太郎君にも食べてもらいたいな」
と私とシンさんが既に仲が良いという事をサラリと言いながら、
「はい。どうぞ。」と誠太郎のと私のお皿に誠太郎のリクエストのカルビと、
私にはタンを乗せてくれる。
「うまーい!!」と誠太郎が声をあげ、たくさん食べて。とシンさんはにっこり微笑み、
こうやって食べても美味しい。とサンチュに甘い味噌をつけて少しだけ付けて巻き、
自分の口に入れ、誠太郎に食べ方を教えながら、
誠太郎のお皿に焼けた肉を次々に乗せていく。