愛を知らない一輪の花 〜after story〜


「お姉さん、ちょっとでいいからさ〜?俺らの友達が大変なのよ。ねっ?ちょっと手貸してよ〜〜。」



ニヤニヤしながら、桜井を囲む。

その様子をどうする事も出来ずに、他のスタッフは固まってしまう。

「いえ、ですから、、、!その様な事、出来ません。申し訳ありません。」


穏便に済ませようと桜井は必死に頭を下げた。

しかし2人の男は全く帰る気配がない。



「困った顔も可愛いね〜?ここ、結構評判の花屋でしょ?テレビとかにも取り上げられてた。いいの〜〜?困った人間を冷たくあしらったりしたら〜店の評判、落ちるんじゃないのー?」



そう言って、無理やり店のカウンターから桜井を引っ張り出し、外へ連れ出そうとする。
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