愛を知らない一輪の花 〜after story〜

余りにも美しく微笑む百合に、桜井はどきっとして慌てて下を向き、小さく呟く。


「あの社長も惚れちゃうのも納得です。」


「え?」

「いいえっ!何でもないです!!それより斉藤さん、今日2時にこの前急ぎで来られた女性が電話注文して下さって、是非百合さんにアレンジを作って欲しいそうです。お願いしてもいいですか?」


「お仕事のお忙しい、以前お越しになられた花束のお客様ですか?今回は電話して下さったんですね!、、、嬉しいです。気合い入れて作ります。」



嬉しそうに笑って意気込み、アレンジを作り始める。

今回はお世話になっている方への御礼のアレンジメントフラワー。



百合はストッカーから、大輪のピンクのガーベラを取りだし、オアシスにいけていく。
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