先輩に恋していいですか？

私が通う花宮学園はこの辺の学校でも結構頭のいい方の学校だと思う。

花宮学園の制服が可愛くてこの制服が着たくて中学校の頃猛勉強をして入学できた

だからこそ最高の学園生活を送りたい

あかりの脳みその中はふわふわ気分だった

クラス分けの掲示板の近くまで行った

あかりの身長は153cmで大きい方ではないので人に埋もれて見えない

「私何組だろ……」

そんな事考えてると

「あかり！！！同じクラスだよ」

振り返ると中学の頃から仲良かった勝又千穂｟ｶﾂﾏﾀﾁﾎ｠が立っていた

「え？？ほんと？？嬉しい!!!」

千穂と一緒にあかりは教室に向かった

教室に入って自分の席を探した

「10番……一番後ろだ!!!」

千穂と席離れちゃったなぁ

隣の席誰だろ。女の子かな

なんか少しドキドキする

あと少しでチャイムがなる

その時

隣の席の子がやってきた

あ、見たことある人だ

「俺、隣の席の金沢 龍よろしく」

「よろしくお願いします、
西城あかりです」

高身長で茶髪でピアスのついた怖い人

でも、きっと女の子はみんな好きなんだろう

そんな雰囲気を感じさせる

「俺のこと龍って呼んで？」

「か、金沢くん……」

「へ？？」