彼と私の事情
キーンコーンカーンコーン



『やべ、、』


授業始まった


まあ、芝田なら許してくれるはず






てゆーか授業始まったってゆーのに
3年の空き教室から男女の声




ふーん、2人でおサボりですか







…!!!?






う…そ…






自分の目を疑った


そこに居たのは女の先輩とキスをした翔だから




え?



今キスしてた?




しかも翔から?








───ドンッ



は!





両手に嵌めていた体育靴を落とした音で
教室に居た翔と女が私に目線を向ける




勝ち誇った顔をする女と


少し困った顔をする翔







「…はな、違うこれは──」


やめて、来ないで




「如月!!」




聞き慣れたような聞き慣れていないような
そんな声が私の頭の真上から聞こえた



私はその声の主を確認するため
振り向くと




『(ゲッ!…なんで)』


なんでコイツ!なんで英が!!


って1回も話した事ないのに"如月"って

凄い馴れ馴れしいじゃん!?




「ココに居たのか。今日"俺と日直"だろ?
突っ立ってねぇーで先生呼びいくぞ」


は?日直?


私と英が?



聞いてないし!!!!



てかあんたが真面目に
日直やってるイメージ無さすぎだから…



でも英…




『あ、、うっうん。ごめん!』


きっと助けてるつもりなんだろう




だけどねぇ…


「てことで水野先輩俺、
華ちゃん"拐って"っちゃいますね」


って一言は余分だし


ちゃっかり私の体操靴自分で持ってくれて
ちゃっかり私の手繋いでるし



さすがプレーボーイ






でも


ありがとう




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