お姫様は俺のモノ②lovehistory
「お前、忘れたのかよ。


半年前お前を襲ったのは、暴走族だろうが」



知ってるよ。


それでもーーー



「助けたのは、暴走族の海くんだよ。


私は彼を信じる。


もう、"お兄ちゃん"で居てくれなくていいよ」


お兄ちゃんーーーーー



ーーーーグイ


それは一瞬の出来事。


引き寄せた杉森は、姫の赤い唇にキスをした。


俺の目の前で。


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