天神学園のお忍びな面々
当然自白剤など盛られている筈もなく。

焼き魚も納豆も味噌汁も美味くて、豆柴は食が進んだ。

やはり朝食は純和食に限る。

「豆ちん、和食好き~?」

「好きです、味噌汁と白いご飯があれば何もいらないです、でも海苔と納豆があれば尚良しです」

「そっかあ、おかわり食べる?」

「頂くです!」

完全に豆柴を手懐けた感のある紫陽花。

「豆ちんのご家族とも、こうやって朝ごはん食べてたの?」

「家族同然の土佐や紀州や秋田とは、おかずの取り合いしながら食べてたのです」

「仲良し兄妹みたいだねぇ」

「はい!『番犬』の仲間は、兄妹であり家族なのです!」

牡丹よりも尋問上手な紫陽花。

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