天神学園のお忍びな面々
そんな話をしていると。

「ここにいたか、豆柴」

屋上に、リュークが上がってきた。

「牡丹に聞いたら、お前はここにいるのではないかと言っていたのでな」

傍らには、その牡丹の姿もある。

「ヒノモトにおられる将軍に、お前の話をしておいた。将軍はお前の天神学園滞在をお許し下さった。気兼ねなくこちらにいる事が出来るぞ」

「本当ですかっ!」

わんこ耳をピコッと立てる豆柴(イメージ以下略)

「何か困っているようなら、俺と美緒で手助けしてやってくれと言われている。遠慮なく言うんだぞ?」

リュークが豆柴の頭を撫でる。

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