天神学園のお忍びな面々
そんな話をしている間。

「……」

チラチラと、牡丹の様子を見る豆柴。

牡丹は退屈そうに、屋上からの景色を眺めている。

いつもの、お前は夕城流虜囚云々という説教が、今日は聞こえてこない。

何故ですか?

リュークと話す分には、別にいいのですか?

困惑頻りな豆柴。

遂には牡丹は、大欠伸などする始末。

まるで豆柴とリュークの会話には無頓着。

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