天神学園のお忍びな面々
そう思っていた矢先。

「おだて過ぎだよ、蘭丸」

汗で湿った剣道着を着替えに行っていた椿が戻ってきた。

「それに蘭丸だって、新しい技を編み出したんだろ?」

「えっ?」

豆柴が驚いたように振り向いた。

「技の名前は決まったのかい?」

「おぅ」

蘭丸は自信満々に頷いた。

「斬鉄・金剛(ざんてつ・こんごう)なんてのはどうよ?」

彼の言葉に、椿は笑みを浮かべた。

< 504 / 760 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop