運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
「……すみません、不安しかなくて」
やっと出た言葉はあまりにも弱気なもの。
そんな私の言葉を払拭するように総一郎さんは両手で私の手を包み込んだ。
「大丈夫。絶対に何も言わせない。だから俺を信じて。ただついてきてくれればいいから」
その言葉はほんの少し、私の心を軽くしてくれたけれど、不安は消えない。そして、乗り込んだエレベーターはそんな私なんて待ってくれるはずもなく、あっという間に到着した。
頭が真っ白で足まで震えがきて、エレベーターから下りるのも怖い。
でもここまで来て、今更引き返せない。
下りざるを得なかった。
二人、無言で廊下を歩いて、社長室の前に到着。
この扉を開ければ、社長がいる。
こんな一社員なんて絶対に反対されるに決まってる。
「そんな顔しないで。ごめんね、騙すようなことをして」
少し切なそうに話す総一郎さんに、大きく首を振った。どうせいつかは会わなくてはいけないと思っていた。
私は、総一郎さんと結婚したいし、その気持ちはどうであれ変わらない。
「大丈夫です。どんなことを言われても、もう総一郎さんと離れたりしないって誓います」
私の言葉に安心したように総一郎さんは、微笑んだ後、コンコンと社長室の扉を叩いた。
「入ってきなさい」
中から聞こえてきた声は、とても威圧感のある低い声で、それだけで姿勢を正した。
「失礼します」と総一郎さんが言い、扉を開け中に入ったので、私も続けるように、中に入った。
やっと出た言葉はあまりにも弱気なもの。
そんな私の言葉を払拭するように総一郎さんは両手で私の手を包み込んだ。
「大丈夫。絶対に何も言わせない。だから俺を信じて。ただついてきてくれればいいから」
その言葉はほんの少し、私の心を軽くしてくれたけれど、不安は消えない。そして、乗り込んだエレベーターはそんな私なんて待ってくれるはずもなく、あっという間に到着した。
頭が真っ白で足まで震えがきて、エレベーターから下りるのも怖い。
でもここまで来て、今更引き返せない。
下りざるを得なかった。
二人、無言で廊下を歩いて、社長室の前に到着。
この扉を開ければ、社長がいる。
こんな一社員なんて絶対に反対されるに決まってる。
「そんな顔しないで。ごめんね、騙すようなことをして」
少し切なそうに話す総一郎さんに、大きく首を振った。どうせいつかは会わなくてはいけないと思っていた。
私は、総一郎さんと結婚したいし、その気持ちはどうであれ変わらない。
「大丈夫です。どんなことを言われても、もう総一郎さんと離れたりしないって誓います」
私の言葉に安心したように総一郎さんは、微笑んだ後、コンコンと社長室の扉を叩いた。
「入ってきなさい」
中から聞こえてきた声は、とても威圧感のある低い声で、それだけで姿勢を正した。
「失礼します」と総一郎さんが言い、扉を開け中に入ったので、私も続けるように、中に入った。