運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
ズキンと胸が痛んだ。
会いたくなかったなんてそんなわけない。
あの日からずっと、ソウさんに会いたかった。こんな風に抱きしめてもらいたかった。
でも、そんなこと言えない。
「ずっと優衣のことばかり考えてた。あんな風に言われて絶対捕まえるし、俺のものにするって言ったのに、一方的なのはやっぱり辛いな。いっそ、優衣の口から嫌いになったからって聞けたら楽なのに」
自嘲的なソウさんの言葉に胸が痛む。
でも、どんなに頑張ってもこんなにも胸焦がれる人に嘘でも嫌いだとは言えない。
「そんなこと、言えるわけないじゃないですか。だって、こんなに好きなのに」
自分で言ってしまった言葉にハッとした。
身分違いの恋を受け入れないと言ったくせに、『好き』だと言ってしまった。
その言葉を聞き逃さないと言わんばかりにすぐ、抱きしめられていた腕は解かれ、ソウさんは私の両肩に手を置き、自分と向き合わせた。
「だったらもういい加減、観念して俺のものになりなよ。辛い思いをさせるかもしれないけど、俺は優衣を本気で幸せにする」
「ソウさん……」
真っ直ぐ射抜くような瞳から目を晒せない。
何を意固地になっていたんだろう。
次期社長と一社員、確かに茨の道は多い。
不釣り合いだと罵られることだってある。
それに怯えていたけれど、もう、そんなの今はどうでもいい。
あの出会いは運命だったと思いたい。
だから……
「……ソウさんのことが好きです」
「俺も優衣が好き。やっと本当に俺のものになった」
そう言ってくれたことが嬉しいのと、傷つけてしまったことへの申し訳なさで涙が溢れてきた。
もう観念して、素直になろう。
そう決めて、ソウさんの腕に飛び込もうとしたときだった。
会いたくなかったなんてそんなわけない。
あの日からずっと、ソウさんに会いたかった。こんな風に抱きしめてもらいたかった。
でも、そんなこと言えない。
「ずっと優衣のことばかり考えてた。あんな風に言われて絶対捕まえるし、俺のものにするって言ったのに、一方的なのはやっぱり辛いな。いっそ、優衣の口から嫌いになったからって聞けたら楽なのに」
自嘲的なソウさんの言葉に胸が痛む。
でも、どんなに頑張ってもこんなにも胸焦がれる人に嘘でも嫌いだとは言えない。
「そんなこと、言えるわけないじゃないですか。だって、こんなに好きなのに」
自分で言ってしまった言葉にハッとした。
身分違いの恋を受け入れないと言ったくせに、『好き』だと言ってしまった。
その言葉を聞き逃さないと言わんばかりにすぐ、抱きしめられていた腕は解かれ、ソウさんは私の両肩に手を置き、自分と向き合わせた。
「だったらもういい加減、観念して俺のものになりなよ。辛い思いをさせるかもしれないけど、俺は優衣を本気で幸せにする」
「ソウさん……」
真っ直ぐ射抜くような瞳から目を晒せない。
何を意固地になっていたんだろう。
次期社長と一社員、確かに茨の道は多い。
不釣り合いだと罵られることだってある。
それに怯えていたけれど、もう、そんなの今はどうでもいい。
あの出会いは運命だったと思いたい。
だから……
「……ソウさんのことが好きです」
「俺も優衣が好き。やっと本当に俺のものになった」
そう言ってくれたことが嬉しいのと、傷つけてしまったことへの申し訳なさで涙が溢れてきた。
もう観念して、素直になろう。
そう決めて、ソウさんの腕に飛び込もうとしたときだった。