ほら、笑って

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『ふわぁぁぁ。…ここ、どこ』




目が覚めると知らない部屋にいた。




周りは全部白で統一されている。




その部屋の中心のベッドで俺は寝ていたようだ。




『なんだよ…ここ。』




俺は知らない部屋に少しだけ恐怖を覚えた。




ドタドタドタドタ




その部屋のドアの向こうからすごい音が聞こえてくる。




『なんの音…』




バンッ




「おっはよー!」




そこには昨日の女の子、小夏がいた。




『またかよ…』




なんでこんな部屋にいるのかは全く覚えていないがこの女の子の事だけは覚えている。




俺、なんでこんなとこにいるんだ?




「あっれー?真白?大丈夫?」




女の子はずいっと顔をちかづけてくる。




『うおっ…ってちけぇよ。』




俺は女の子の顔をぐいっと押しのけた。




「真白ー、痛いんだけど…」




『知るかっ!』




最初はなんでこんな所にいるのか分かんなくて怖かったのがこの女の子のおかげ?で怖い気持ちが安らいでいった。
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