ー人造人間の奇跡ー
凛海が消えた後

つい先ほど消えた幼い燐が姿を現わす

その次にあの神様が現れる…

エリシア「何邪魔してくれたんですか…アリエ…」


怒りながら幼い燐に詰め寄る

アリエと言われた幼い燐は黙って元の姿に戻り

アリエ「貴方のゲーム邪魔するためよ だから凛海を光のままにしたわ」

淡々と呟く

エリシア「…ッ！ま！いいですがね？月詠は闇から戻らないし 燐は消える運命は変わらず リアは我が妻に戻る！!邪魔させない！」


イライラとアリエに笑いながら叫ぶ

アリエ「…今度こそ皆光に戻すわ イレギュラーとして凛海が出来たりリアが燐を助けたのは全て私が仕組んだのよ

…ねぇ？始まりの神…いや始まりの堕神」

挑発に乗らずニコリと冷たく微笑みながら言い放つ

エリシア「クソが！今まで見ていた奴が！記録の女神如きが！邪魔なんかできるか！あ？」

アリエ「そう 私は記録の女神 だからハッピーエンドの道筋も知っているわ 次こそバッドエンドに何かさせない

全てを司る女神月華燐を救い出す」

一人の女神は

はるか昔からゲームを見ていた

あまりにも過酷な運命な女神を救い出そうとする

そしてゲームに参加させられている

闇の子達も光に変えようとする

アリエ「私はお前なんかに負けない 全てをお前の思惑通りなんかさせない」

高らかに宣言し消えていく

一人残った神は

エリシア「……ヒヒ…やれるもんならやってみろよ…」

不気味に笑いながら姿を消していく

さぁ

凛海が目を醒める

ここからが本当の

凛海の想いと時雨の想いが交差する

全てを知った人造人間は

何を想い思うだろうか…

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