ただ、そばにいたいだけ。
「ちゃんと食べないとだめだよ、」
すると新くんはだるそうな感じでしかたなくだけど、パンをうけとってくれた。
ほっとしたのもつかの間。
しーーーーーーーん…
思いもらない、沈黙という地獄。
パンのことで頭がいっぱいで何も考えていなかった自分を呪いたい。
なに話そうかめちゃくちゃ考えて思いだしたのは、あの約束。
「に、日曜日!!」
「は?」
「覚えてない…?日曜日、デートしてくれるって…」