❆LastChristmas❆
「志保、どこ行く?」

「ど、どこでも良いよ。」

「ふーん…じゃあ俺の行きつけでも良い?」

「へ?」

「こっち。」

そして淳史君はあたしの手を引っ張った。

あたしは、彼に引っ張れるがまま、そのまま歩いた。

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