恋は盲目、愛は永遠
そして提案から2日後、奈穂さんが屋敷に来てくれた。

「初めまして!芹沢奈穂と申します」と元気よく挨拶をしてくれた奈穂さんの声と、はつらつとした雰囲気を感じた私は、奈穂さんにすぐ好感を持った。

「えっと、いつも先輩・・・うわ、じゃなかったそのぅ・・・つ、つつ・・・つばさ、さんにはお世話になってますっ」と、しどろもどろに、福島さんのお母さんであるサキさんに言ってた奈穂さんは、とても可愛らしいと思った。

年上の女性に可愛らしいなんて失礼かもしれないけど、恋をしている乙女の部分?そんな可愛い部分が、たくさんあふれ出ているなと思った。

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