花のようなあなたが好きです。
神城さんが食べ終わるのを待って聞いてみる。

「神城さんって誰のことが好きなの?」

神城さんは顔を真っ赤にして言った。
「新井君の好きな人は?」

俺は考えるよりも先に言っていた。
「俺の好きな人は神城さんだよ」

「え、私の好きな人は新井君だよ」

俺の顔は多分真っ赤だ。思わず神城さんの顔を見てみると神城さんの顔も真っ赤だ。

俺は神城さんの顔が可愛すぎて神城さんにキスをしていた。

神城さんの顔はさらに真っ赤になる。

「新井君、大好きだよ」

神城さんが呟いた小さな声。俺は笑顔になる。

これで独り占めできる。
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