共同生活
ん?辺りが暗い?俺は慌てて身を起こす。


引越しの疲れからか、どうやら荷解きもそこそこにベッドに横になり、そのまま眠ってしまったらしい。解く荷物もあまりないが...。


「ん〜っ...まだ眠い、寝よ。」


もう一度横になり、眠りにつこうとした時、下から


「キャーッ!!」


という甲高い悲鳴が聞こえた。


「な、何だ!?」


俺が急いで部屋のドアを開けると、そこは一面黒い世界になっていた。停電している訳ではない、黒煙が充満していたのだ。


何だよこれ!?と思い階段を下に降りると、


「真希、どうした!?」


という一昨日の男の声が聞こえた。


「煙が...煙が〜〜!!」

という焦った大家さんの声のする方へ行くと、キッチンで必死に火を消している男と、屈んでいる大家さんがいた。
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