共同生活
「そういえば、棗さんの大学っていつから始まるんですか??」


「明日からですよ、明日からもう四月ですからね。」


「え!?今日四月一日ですけど...??」


「は!?」


嘘だろ!?俺は祈るような気持ちで慌ててケータイで日付を確認する...確かに四月一日の一時前だった。


「やばい...どうしよ!!」


「とにかく急いで行って下さい!式典は何時からですか!?」


「確か十時からだったからもう終わってるかも...とにかく着替えてきます!!」


俺は階段を駆け上がって部屋まで戻る、頭の中はヤバイヤバイヤバイ…でいっぱいになっていた。
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