君の指先が囁いてる
帰宅して早速、寝室に御札を張った


俺は茜を抱きしめ後ろから茜の指先に触れた


『茜、頑張ろうなぁ!』


『当たり前じゃん』

『いつかは逢えるよな?』


『もちろん』

茜....


君の指先は、いつも俺の心を暖めてくれる


君の指先が大好きだよ


未来に向かって走る

そこにゴールが、あるかは、誰にも分からない


茜、一緒にゴールしような....


必ずゴール出来るよな???


先の見えないゴールに向かって俺と茜は走りだす....


ゴールには、まだ見ぬ我が子が待ってる


君が俺と茜の所にやって来る事を待ってるよ



まだ見ぬ我が子


天使の君は、まだ地上には降りたくないのかい?


焦らず地上から降りて来いよな


待ってるからな....


俺と茜は君を待ってるからな






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