脇役上等!?生徒会!



呪術文を唱えると同時に矢を放つ。
すると、一本につられるように他の矢もマンティコアに向かい一直線に飛んでいく。

大きな爆発音がしたと同時に、ここからでもマンティコアが倒れたのが分かった。



〔俺の役目は終わりだな〕


『ありがとう。』


〔一応、確認しにいけよ〕


『分かってるよ』



サラマンダーはぽんっと僕の頭を撫でると消えていった。

精霊も神も僕を子供扱いするんだよね‥‥
嫌な気はしないからいいんだけどさ。



「眞佳、確認行くよ」


『うん!』



高台を降りて寮の方へと走る。
これでも運動神経はいいんだよ。

目的地が見えてきて全力で走ったせいで多少乱れた息を整えてマンティコアの所へ歩く。

さてと。
軽くお仕事しますかね。


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