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なくなれ/友達
裏切りとか、絶交とかそんなものじゃなかった。
友達の好きな人
部活のポジション

あたしが邪魔だった。ただそれだけ。誰とも話さなかった。
理由なんてどうでもよかった。その程度ならいらない。そう思った。

学校生活で話す人がいなくなった瞬間は、悲しかった。誰もいない、すぐに気づいた。
学校に行くのが嫌になった。帰り道、独りで泣いた。お母さんの作った晩ご飯が暖かかった。

話してくれる人はいた。その中で交わした“友達”も見せかけだったかもしれない。

本当に学校が嫌で、体調が崩れた。休んでいる間に、居場所はさらに狭くなった。部活は辞めなかったけど、ポジションは明け渡した。
保健室に行けば、体調は良いんだからと、教室に戻された。

息苦しい空間に閉じ込められた。

誰も理解してくれる人なんていない。
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