好きって言えよ、バカ。



「そろそろお腹空かない?向こうにねカフェがあるんだ」



「行ってみたい!」



「よし、決まりね?」



自然の中にあるカフェなんて素敵。



森林を抜けた先にあったのは、自然の雰囲気を壊さないように作られたログハウス風の建物。



店名も《ぬくもりカフェ》なんて温かい名前。



このお店のイチオシメニューはドリアなようで、遼くんも私も同じドリアを頼んで食べた。



「美味しかったぁ」



「ね、こんなに美味しいドリアは初めてだよ」



「それよりお金……」



「いいって、男にカッコつけさせてよ」



またそんなことをサラリと……



何度言っても引いてくれる様子はなくて、結局ご馳走になってしまった。



< 227 / 306 >

この作品をシェア

pagetop