好きって言えよ、バカ。
月曜日。
これからまた1週間が始まる。
暦上ではもう秋で、もうすぐ衣替えだ。
昨日はたくさん歩いて動いたから、ぐっすり眠れた。
清々しい気分で登校していたのに、こういう時に限って、予想もしないことが起こる。
「小鳥遊 絃ちゃん、だよね?」
「……へ、そうですけど」
外靴を上靴に履き替えて、さぁ教室へ行こうという時に、私の目の前に現れた3人組。
「ちょっとお話があるんだけど、いいかな?」
可愛らしいその声に、私はなんの疑いもせず、いいよと返事を返した。