裏切りげぇむ
「……それじゃあ、咲楽。
伝えなよ、もっかい死んで、もっかいメキルマになって。
狂ってるのは、この世界の方だよ。」

ポタポタ、と。
涙の雫が、床に落ちていく。

やっぱりこわいんだよな…。
みんなも、私も。

「みんなは、いいと思う?私の案。」

「それは、そうだよ。
だって、本当のことだしね。」

「わざわざ、自分の命投げ捨ててまですることじゃないと思ってたけど、理由が理由だからなぁ…?」

「最初から、そうだよ。頑張ってね、星屑さん。」





この全員の命を賭けて。




星屑咲楽、君が世界に伝えるんだよ。
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