大好きな君へ。猫との日記を渡します。
真実
「はぐらかそうとしないで。
あなたはニロでしょ?
ほんのり瑠璃の香りがするし。
私のことをしっていた!!」








「けどなんで人間なの!?猫じゃなかったの?」










叫んだ途端。視界がぐにゃりと曲がった。










「る、り…?」










最後に見えたのは微笑んでいる瑠璃と、”ニロ”だった。
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