LOVE・GAME
「…い、おい……おい!シンってば!!」
「ん…」
頭上から聞こえる大きな声に目を開けた。
「……葵平?と、裕翔。どーしたんだよ」
「どーしたも何も、もう授業終わったぞ!」
「このまま起こさなかったらずっと寝てたよ真一」
呆れるように俺を見る2人。
伸びながらあくびをする俺。
「シン、疲れてんのか?」
「んん……いや、疲れてはないけどよ…」
「俺達、部活行くよ。真一もはやく帰んなよ」
「おー頑張ってこいよ~」