LOVE・GAME




「ごめんごめん、いいよ今日遊ぼっか!
どこいく?」


ニコッと笑いかけると、不機嫌だった二人の顔がパアッと明るくなった。


ま、焦らなくてもいいか。

ゆっくりゆっくりで。



女の子なんて、みんな一緒なんだから。

強がってる女の子だって、ずっと話しかければ心開いてくもんなんだよ。


そう思いながら、二人を引き連れて教室に戻ったのだった。



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