クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜
「きっと永絆の想い、ちゃんと伝わるわよ」
そう頭を撫でてくれるお母さんの手からは、優しさと温かさで包み込まれるような温もりを感じた。
久しぶりに頭を撫でられ、少しだけ照れくさかったけれど…
あの日の懐かしさを、ふと思い出す。
心も身体も幼かった私を、いつも優しくお母さんは頭を撫でてくれながら励ましてくれたんだ。
それは、どんな言葉よりも温かくて優しかった。
ねぇ、お母さん。私もいつか、お母さんみたいに誰かを温かく優しさで包み込んであげられるような人になりたいな。
「あら、話してるうちにガトーショコラが、ちょうど焼きあがったみたいね」
ふわりと微笑んだ後、お母さんはキッチンから出て行った。