クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜
だけど…今日ここで渡せなかったら。
あぁ。やっぱり勇気を出して、あのとき告白していれば良かった。
もしかしたら、運命が何か変わったかもしれない。
そんな風にいつか。
絶対、後悔してしまいそうだから。
やっぱりここは勇気を出して、水瀬くんにバレンタインチョコ渡そう…!!
怖くないって言ったら、嘘になるけど…。
それでも大好きな水瀬くんに渡しておきたい!
この気持ちを誤魔化したくは…無いんだ。
「あ、あの…水瀬くんっ!少しだけ時間いいですか…??」
声に気づいた水瀬くんは、教科書を入れるのを中断させ、顔を上に上げた。
「別にいいけど。…なに?」
な、なんか…
思ったよりも私が近づき過ぎて、目が至近距離で合っちゃってますー…っ!
あぁ…今にも水瀬くんの香りに酔いしれて…
最早、頭ごとフリーズしてパンクしそうになる。