クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜
あれから、どうやって帰ってきたのかさえも記憶があやふやで憶えていないほど…頭がぼーっとしていて、上の空だった。
玄関でお母さんに『どうだった?』
そう笑顔で聞かれたけれど…
今の私には、なんだか作り笑いさえも辛くって。
お母さんには胸が痛かったけれど…。
目も合わさないまま曖昧な返事だけを残し、うつ伏せになりながら自分のベットにぼふっと倒れ込んだ。
電気をつけることさえ、気怠く感じてしまうほど…
身体が無気力になる。
まるで魂を抜かれたみたいに、やる気が吸い取られて何もしたくなくて。
今はただ何も考えたくない…そんな気分なんだ。
だから少し薄暗い部屋の方が、今の私にはちょうど良くて。
落ち着くのかもしれない。