クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜
服が入った紙袋を持ちながら、2人で街路樹を歩く。
まだ17時前だけど辺りはすっかり薄暗く暗闇に包まれて、街灯に道が照らされている。
冬は日が落ちるのが早いから、ちょっぴり寂しいなんて。
「なっちゃん今日はありがとう」
「ふふ、私は永絆の友達なんだから当たり前でしょ」
片目をウインクするお茶目な、なっちゃんに心が温かくなる。
「なっちゃん…」
「これを着て、当日水瀬くんにアピールしてきなよ」
「うん。頑張る!!」
なっちゃん頑張るよ、私。
だから、どうか見守っててね。
「ねぇ、なっちゃん!寄りたい場所があるんだけど…大丈夫かな?」
「別に構わないけど、どこ行くの?」
「んーっとね!ごにょごにょ……」
なっちゃんの耳元で小さく話す。
「アハッ。永絆らしくていいんじゃない?」
「えへへ、」
そして、近くにあるデパート店に2人で立ち寄った。