絶対やせてやる!

――――士幌?!

が立っていたから・・・


「どうしたんです?みのりさん?」


古宇さんもそこに居る士幌に気がついた。


「い、いえ・・・。」


慌てて車を降りた。

目の前に士幌の姿――――


どうして?

数秒だと思う。

私と士幌は黙って見つめ合っていた。

言葉が出てこない。



「みのりさん?」


車を降りてきた古宇さんがそう言って、

私の肩に手を置いたのでハッと気がついた。



古宇さんの方を見上げ、また、士幌の方に視線を戻す。



思いもよらない再会―――



どうして士幌がここに居いるの?



< 229 / 296 >

この作品をシェア

pagetop