絶対やせてやる!
前の彼女・・・
ちょっとポッチャリ系だったらしい・・・

で、大人になるにつれて痩せて綺麗になったらしい・・・


要するに出会った頃の彼女を思い出して好きになった?

いいのか?それで?

明るくて・・・

優しくて・・・

可愛くて・・・

ポッチャリ・・・


・・・って、私に一致するのはポッチャリ?だけだった気が・・・

いや、ポッチャリじゃなくって妹ほのかいわく


私は『ただのデブ』だった気が・・・




「古宇さんって・・・」

「何ですか?はっきり言っていいですよ。」


「ロリコンのデブ専?」



あ・・・しまった・・・

はっきり言い過ぎた・・・。。。



かなり長い沈黙が続いた・・・。



「言い過ぎました。反省してます。」


そう言って明るく笑ってみたものの
無言で運転してる古宇さん・・・

返事が無い・・・


それから二人とも黙ったまま、私は外の景色に目をやり取りあえず沈黙に耐え・・・

やっと家に着くと

「今日は・・・ごめんなさい・・・。」


そう言ってその場を去ろうとしたのだが


「待って・・まだ降りないで・・・みのりさん。」


古宇さんに手を掴まれたのだった。



ど・・・どうしよう・・・

仕返し?
プライド傷つけたから?


「ごめんなさい!本と謝りますから・・・。」


もう必死!


会社でのあの同期の飯島くんいじめを思い出す。


やば~~~~い!


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