絶対やせてやる!
「ロリコンのデブ専はちょっとひどいですけど・・・」


古宇さんがそう言って窓枠に頬杖ついた状態でこっちを向いて


「はい・・・ごめんなさい。。。」


謝る私にニヤリと笑いかけ


「みのりさんは、ロリコンの範囲に入らないって・・・。」


そう嫌味を言ったのだった。


う、、、、、

なにそれ・・・。


「古宇さん!それこそ酷くないですか?」

「そうですか?みのりさんが気が付いてなかったみたいなんで。」



反撃かよ!


そりゃあ、私は三十路ですけど・・・


ロリコンおやじに言われたくな~い!


なんて・・・言えません。。。



「ロリコンおやじに言われたくないって?」


う、、、、

心の声が聞こえたか?


「ど、どうしてそれを・・・。」

「今言ったじゃないですか?」


ひえ~~~~~!

口に出してしまってたらしい。。。。



古宇さんのグーが目の前に飛んできた。


きゃ~~~~~!


慌てて目をつぶると・・・

ぐしゃっと頭を撫でられた

??????


「な、なんで・・」

「みのりさんって正直で・・・かわいいですよ。」


は?????


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