絶対やせてやる!
「大丈夫ですか?みのりさん。」

「う・・・うん、たぶん。」

少し歩くともう疲れてきて息が苦しい・・・。

心臓も違う意味でドキドキしてる。


朝ごはんも食べてないし・・・

お腹に力が入んないよ。



ダメだ・・・死ぬ~~~う!



まだ、管理棟が見える位置なのに・・・。

この先どれくらい歩くんだろう?

スタスタと登って行く夕くんの背中を見ながら思う。


こんなに歩くのキツイのは、私が年のせいなのか?

それとも、ただのデブのせいなのか?


多分・・・両方・・・。。。。。



その時、


「はい、みのりさん。」


え?


夕くんが手を差し出してくれた。


掴んでいいの?


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