あなたに溺愛
「俺のこと、覚えてないと思うけど、ずっと君を探してた。
俺、多田浩人っていいます。
君に会いたいから、これから毎日、この店に通います!」

「えぇっ!?」

「毎日、俺に会ってたら、君もきっと俺が好きになりますよ!」



茶髪で耳ピアスの可愛いタイプの多田くんは、楽しそうに私を見つめてる。

その自信はどこからくるの? 

綺麗な顔してるけど。

あ、そこから来た自信?



「すみませんが、私、好きな人がいます」

申し訳なさそうに言うと、
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