あなたに溺愛
次の日。

多田くんは店に来て、私をじっと見ていた。


瞬に言われた通りオーダーを聞きに行きたくなかったけど、


多田くんは、私と目が合うと、手招きして、来るように言ってるみたい。


昨日のことをバラされたらと思うと、怖くて。


多田くんの座っている席に行ってしまった。


背中に、瞬の鋭い視線を感じる。



私は小声で言った。

「お願い。彼に余計なことを言わないで」
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