繋いだ手をもう一度
プロローグ





「好きなのに離れ離れになっちゃうとしたら、どうする?」











「俺はきっと無理だと思う」













そう言ったのはキミだ。








だから私はその数日後






「ごめんね、別れよう」





キミの返事を待たずに

キミと過ごしたこの街ともサヨナラをした。






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