見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
想いを伝えた人


翌日、早速詩織に顔合わせの日取りを伝える。

忙しい叔父を考えて神崎ホールディングスの社長室に決まった。



早すぎる日取りに詩織は、少し戸惑っていたが最終的には了承してくれた。



そしてあっという間に当日を迎えた。

暁人は午前中だけ休みをもらっていた。
朝から詩織を迎えにアパートへ向かった。




チャイムを鳴らすと
緊張気味の詩織が顔を出す。



「おはようございます。お、お迎えありがとう、暁人君。」


4人であった夜から少しずつではあるが、口調も砕け名前で呼んでくれるようになった。
< 124 / 291 >

この作品をシェア

pagetop